Vinyl Junkie Recordings

イギリス南岸にあるハンプシャーの若干21歳の若者達、ボーカルのルーク、ギターのマイクとジェイムス、ベースのベン、ドラムスのスコットによる5人組カンタベリーはまだ彼等が高校在学中に結成された。学校に通いながら小さいヴェニューでのライヴやレコーディングに18ヶ月費やしていた彼等はエンター・シカリを見出した敏腕マネージャーの目に止まり、その日を境に生活が変わる。エンター・シカリ、ビリー・タレント、ハンドレッド・リーズンズ等のビックバンド達のサポートでツアーする事により、より大観衆の目に止まる事に成功したのだ。彼等のサウンドには上記に挙げたバンドのような激しさも持ち合わせながら、クークスのような英国人特有のポップ感、ミューズのような叙情感、ロストプロフェッツやマイ・ケミカル・ロマンスのような壮大さも持ち合わせている。今までにいそうでいなかったバンド、そうそれが彼等カンタベリーだ。既に彼等は地元英国を中心に注目を浴びており、このアルバム「サンキュー」も英国誌ケラングを始め、彼等と同世代の若者達に高評価を受けている。そんな彼等がいよいよ日本上陸。日本盤には彼等の兄貴的存在エンター・シカリによるリミックスや未発表曲が3曲も追加収録され全14曲が収録されている。