収録曲:
01. DON'T CALL IT LOVE
02. IS IT WRONG?
03. EVERYTIME
04. PRIMITIVE WORLD
05. DID YOU HIDE FROM SATURDAY NIGHT?
06. END DEAD
07. CHELSEA
08. OUR WAY
09. WHILE ON YOUR WAY BACK TO ME
10. HERE COMES THE NIGHT
11. AFTERMATH (JAPAN BONUS TRACK)
12. STAY ALIVE (JAPAN BONUS TRACK)
13. AWEFUL ALL THE DAY (JAPAN BONUS TRACK)
リトランズは今現在最もロックシーンの先進とされる二つの都市、ロンドンとニューヨークを拠点として活動するアンドリュー(ヴォーカル/ギター)、アレックス(ギター)、ライアン(ベース)、ベン(ドラム)からなる4ピースバンド。フロントマンであるアンドリューは、前身バンドであるTHE WHITE SPORT(THE LIBERTINESの元マネージャー創設の1-2-3-4 RECORDSに所属)という3ピースバンドで活躍、解散後アンドリューはリトランズを立ち上げ、残り二人のメンバーは元THE LIBERTINESのピーター・ドハーティと共にBABYSHAMBLESを結成。その縁あってリトランズがBABYSHAMBLESのツアーサポートを務めた際、そこでプレイした曲『OUR WAY』にピーターが惚れ込み自らコラボレーションをオファー。『THEIR WAY (FEATURING. PETER DOHERTY)』として英名門インディーレーベルROUGH TRADE UKよりリリースされたこのシングルは、UKナショナルインディーチャート第2位を記録。またBABYSHAMBLES監修のツアーバスプレイリストコンピレーション『BACK TO THE BUS』にも収録された。その後、当時ディオール・オムのデザイナーであったエディ・スリマンもバンドを気に入り、2007 SPRING/SUMMER COLLECTIONのショーサウンドトラックとして『WE LOOK GOOD TOGETHER』(本作では『CHELSEA』として収録)を提供することとなった。また彼が撮影したケイト・モスのポートレート(2008年3月仏紙LIBERATIONに掲載)のサントラとして『OUR WAY』が使用されていることもからもそのただならぬ寵愛ぶりが伺える。繊細に綴られる世界観、様式美は音楽の粋を飛び出し今や時間芸術の遥かなる高みへと達した。インディ×アート×ノイズ×プロトパンクが交配されたサウンドが終焉にして原始の世界へと響き渡る。