THE WONDER STUFF
バイオグラフィー
英ウェスト・ミッドランド州の工業都市バーミンガムにて、80年代初頭よりFROM EDEN（後のPOP WILL EAT ITSELF）として活動したマイルス・ハント（ヴォーカル／ギターだが、FROM EDENではドラム担当）とマルク・トゥリース（ギター／ヴォーカル）が、その友人のロブ・ジョーンズ（ベース）、そしてマイティー・レモン・ドロップスを脱退したマーティン・ギルクス（ドラム）を誘い、ザ・ワンダー・スタッフは1986年に結成される。翌年、自主レーベルFAR OUT RECORDING COMPANYを設立し2枚のシングルを発売したバンドは、POLYDORとメジャー契約を結び、デビュー・アルバム1988年8月『ジ・エイト・レッグド・グルーヴ・マシーン』を発表。全英チャート18位を記録したこのデビュー作で脚光を浴びるとヘッドライン・ツアーを敢行。89年にはセカンド・アルバム『ハップ』で全英5位を記録し、翌年のブリット・アワードにノミネートされるまでに急成長を遂げる。また、このアルバム以降ヴァイオリン／バンジョー奏者マーティン・ベルが参加し、90年にはロブ・ジョーンズが離脱するも、その後継者としてポール・クリフォードが加入。91年に入るとシングル『THE SIZE OF A CROWN』で初のUKチャート・トップ5入りを果たし、続く3枚目のアルバム『ネヴァー・ラヴド・エルヴィス』を全英3位に送り込むと、初のスタジアム・ライブで18,000人の観客を熱狂させ、ヨーロッパとアメリカで大規模なツアーを行う。またこの頃リリースされたイギリス人コメディアンのヴィック・リーヴスとの競演シングル『DIZZY』では初の全英1位を獲得し、その他のシングルもチャート上位をキープ。レディング・フェスティバルではヘッドラインに抜擢されるなど、イギリスを代表するバンドとして高い人気を誇り、91年末には初の来日公演を成功させている。そして、4枚目のアルバム『コンストラクション・フォー・ザ・モダン・イディオット』（英チャート4位）を93年に発表し、それに伴う大規模なツアーで順調に見えたバンドだったが、94年5月の二度目の来日公演を急遽キャンセルすると、その年のフェニックス・フェスティバルでヘッドラインとして出演し、30000人の観衆を前にザ・ワンダー・スタッフとして最後のパフォーマンスを行う。その後、マイルスはMTV人気番組『120MINUTES』で司会を務め、元センスレス・シングスや後期ザ・クラッシュのメンバーと共にVENT414を結成し、2枚のシングルと1枚のアルバムを発表。その後バンドは解散するもマルクと共にソロ活動を開始しアコースティック・アルバムも発表し、現在までTHE MILES HUNT CLUBやソロ名義でも多くの作品を残している。また、マーティン・ギルクスも解散後ザ・キュアーに少しの間参加後、マルクとポールと共にWEKNOWWHEREYOULIVEで活動するなどメンバーそれぞれが音楽活動を続けていた。そして解散から突如再結成を果たしたバンドはマーティン・ベルとマーティン・ギルクスに代わり、マーク・マッカシー（ベース）とアンドレス・カル（ドラム）が加入。その後、ヴァイオリニストのエリカ・ノッカルスも加入。2009年にデビュー20周年を記念し1stアルバム「THE EIGHT LEGGED GROOVE MACHINE」の再レコーディング盤をリリース、約18年振りに奇跡の復活来日を果たした満員の東京リキッドルーム会場には、多くの著名人やアーティストが来場。各音楽誌ライターからも2009年ベストライブに選ばれた。2010年には、89年リリース当時全英5位を記録し、ブリット・アワードにノミネートされたアルバムファンで間でも彼等の代表作として人気の高い名盤2ndアルバム「HUP」の再レコーディング盤をリリース。その後マルク・トゥリースとアンドレス・カルに代わり、スティーヴィー・ワイアット（ギター）とPOP WILL EAT ITSELFのファズが加入し新生ワンダー・スタッフとなった彼等は2012年に新作『オー・ノー・イッツ・ザ・ワンダースタッフ』をリリース。バンドとしての活動だけでなく、各々のソロ活動をする等多忙な日々を送る。2014年にはマイルスは著書"The Wonder Stuff Diaries '86 - ’89’"を発売。結成当時からトップチャートに昇りつめるまでの日々を書き溜めたもので、今となってはレジェンドとされる彼等の当時のエピソードはファンを魅了しただけでなく、”The Mouth Magazine”のブックス・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。その年にはTHE LEVELLERSでギターを弾いていたダン・ドネリー（ギター）、JESUS JONESのトニー・アーシー（ドラム）が加入。そして結成30周年となる2016年、4年振りとなる待望の新作『30・ゴーズ・アラウンド・ザ・サン』が完成！30周年記念ツアーも3月に英国で行われ、4月15日にはリキッドルームでの再来日公演が決定している。
英ウェスト・ミッドランド州の工業都市バーミンガムにて、80年代初頭よりFROM EDEN（後のPOP WILL EAT ITSELF）として活動したマイルス・ハント（ヴォーカル／ギターだが、FROM EDENではドラム担当）とマルク・トゥリース（ギター／ヴォーカル）が、その友人のロブ・ジョーンズ（ベース）、そしてマイティー・レモン・ドロップスを脱退したマーティン・ギルクス（ドラム）を誘い、ザ・ワンダー・スタッフは1986年に結成される。翌年、自主レーベルFAR OUT RECORDING COMPANYを設立し2枚のシングルを発売したバンドは、POLYDORとメジャー契約を結び、デビュー・アルバム1988年8月『ジ・エイト・レッグド・グルーヴ・マシーン』を発表。全英チャート18位を記録したこのデビュー作で脚光を浴びるとヘッドライン・ツアーを敢行。89年にはセカンド・アルバム『ハップ』で全英5位を記録し、翌年のブリット・アワードにノミネートされるまでに急成長を遂げる。また、このアルバム以降ヴァイオリン／バンジョー奏者マーティン・ベルが参加し、90年にはロブ・ジョーンズが離脱するも、その後継者としてポール・クリフォードが加入。91年に入るとシングル『THE SIZE OF A CROWN』で初のUKチャート・トップ5入りを果たし、続く3枚目のアルバム『ネヴァー・ラヴド・エルヴィス』を全英3位に送り込むと、初のスタジアム・ライブで18,000人の観客を熱狂させ、ヨーロッパとアメリカで大規模なツアーを行う。またこの頃リリースされたイギリス人コメディアンのヴィック・リーヴスとの競演シングル『DIZZY』では初の全英1位を獲得し、その他のシングルもチャート上位をキープ。レディング・フェスティバルではヘッドラインに抜擢されるなど、イギリスを代表するバンドとして高い人気を誇り、91年末には初の来日公演を成功させている。そして、4枚目のアルバム『コンストラクション・フォー・ザ・モダン・イディオット』（英チャート4位）を93年に発表し、それに伴う大規模なツアーで順調に見えたバンドだったが、94年5月の二度目の来日公演を急遽キャンセルすると、その年のフェニックス・フェスティバルでヘッドラインとして出演し、30000人の観衆を前にザ・ワンダー・スタッフとして最後のパフォーマンスを行う。その後、マイルスはMTV人気番組『120MINUTES』で司会を務め、元センスレス・シングスや後期ザ・クラッシュのメンバーと共にVENT414を結成し、2枚のシングルと1枚のアルバムを発表。その後バンドは解散するもマルクと共にソロ活動を開始しアコースティック・アルバムも発表し、現在までTHE MILES HUNT CLUBやソロ名義でも多くの作品を残している。また、マーティン・ギルクスも解散後ザ・キュアーに少しの間参加後、マルクとポールと共にWEKNOWWHEREYOULIVEで活動するなどメンバーそれぞれが音楽活動を続けていた。そして解散から突如再結成を果たしたバンドはマーティン・ベルとマーティン・ギルクスに代わり、マーク・マッカシー（ベース）とアンドレス・カル（ドラム）が加入。その後、ヴァイオリニストのエリカ・ノッカルスも加入。2009年にデビュー20周年を記念し1stアルバム「THE EIGHT LEGGED GROOVE MACHINE」の再レコーディング盤をリリース、約18年振りに奇跡の復活来日を果たした満員の東京リキッドルーム会場には、多くの著名人やアーティストが来場。各音楽誌ライターからも2009年ベストライブに選ばれた。2010年には、89年リリース当時全英5位を記録し、ブリット・アワードにノミネートされたアルバムファンで間でも彼等の代表作として人気の高い名盤2ndアルバム「HUP」の再レコーディング盤をリリース。その後マルク・トゥリースとアンドレス・カルに代わり、スティーヴィー・ワイアット（ギター）とPOP WILL EAT ITSELFのファズが加入し新生ワンダー・スタッフとなった彼等は2012年に新作『オー・ノー・イッツ・ザ・ワンダースタッフ』をリリース。バンドとしての活動だけでなく、各々のソロ活動をする等多忙な日々を送る。2014年にはマイルスは著書"The Wonder Stuff Diaries '86 - ’89’"を発売。結成当時からトップチャートに昇りつめるまでの日々を書き溜めたもので、今となってはレジェンドとされる彼等の当時のエピソードはファンを魅了しただけでなく、”The Mouth Magazine”のブックス・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。その年にはTHE LEVELLERSでギターを弾いていたダン・ドネリー（ギター）、JESUS JONESのトニー・アーシー（ドラム）が加入。そして結成30周年となる2016年、4年振りとなる待望の新作『30・ゴーズ・アラウンド・ザ・サン』が完成！30周年記念ツアーも3月に英国で行われ、4月15日にはリキッドルームでの再来日公演が決定している。
